メンタルヘルスでは何故「健康」が話題にならないのか?

メンタルヘルスで話題になるのは、いつも「心の病」や「心の不調」が圧倒的に多いのは何故でしょうか?なぜ「健康」が話題にならないのでしう。お考えになったことがありますか?
精神活動をしていない人はいないのですが・・・・。不調な人もいれば健康な人もいるし、つい先日まで病気であったのに今はすっかり回復して元気で活動している人もいる。そのまったく逆な状態の人もいる。
その理由は:
①私たちが、あまりにも習慣化された思考に振り廻されている
②病気や病人を扱う人たちの占有領域としてきてしまった
③過去に、普通人では理解できない「とても困った人」の問題であった
④多くの人が、あまり「かかわりたくないテーマ」と思っている
⑤自分の問題とは、決して考えたくない
⑥他人「ごと」であって自分には関わりがない
⑦遺伝と関係する「暗いテーマ」と理解されてきた
⑧何か特別なテーマ、問題、困ったことにして、人間の生きている全体像を見ていない。見ようとしない。拒絶している
⑨世界中の精神科医や心理学者たちが、精神領域では「平均から大きく外れた異常」だけをテーマにしてきた影響が蔓延してしまった
⑩一度でよいから「自分のこと」として考えてみて下さい。

すべての人間が一生の間メンタル(精神的)な活動を絶えることなく、休みなく続けているのですから、時に不調(病気)になることもある。更に、健康と病気の境目も判らない。
心の問題で病気でもなんでもないが、心の問題で失敗することが沢山ある。
たとえば:ついうっかりして見落としてしまう、大勢の前や試験で緊張して失敗することがある。上司の前ではつい緊張してしまう。緊張は精神活動で病気ではなく誰にでもあるが、その影響がマイナスの形で現れる。このようなことは考えなくてもよいのだろうか・・・。