「うつ」の治療と再発率~アメリカ デユーク大学医学部実験データ是非検討を~

「うつ」で治療中の方・・・是非・・・。

アメリカ デユーク大学医学部~ジャームス・ブルメンサム教授~の「うつ病治療」の実験データがあります。
このデータを是非、真剣に検討して、自分や、家族や、仲間のために活用して下さい。以下のデータはアメリカの専門誌「サイコソマッチク・メッデイスン」発表されている論文の内容の一部です。

①156人を3グループに分けた、16週間の治療をした
②-1、 SSRIのゾロフトを服用したグループ(日本ではジェイゾロフトとして販売)
②-2、 週3回1回30分の有酸素運動(回転ベルト上を歩く、走る、エアロビックス)をしたグループ
②-3、 ゾロフトと有酸素運動を併用したグループ
結果1:目先の治療効果
1)3グループとも改善した
2)治療後の診断で、うつと診断されなかった患者はSSRIと有酸素運動併用グループ68.8%
3)有酸素運動グループ60.4%
4)SSRI服用グループ65.5%
結果2:10ヵ月後の再発率
1)有酸素運動だけのグループの・・・・・・再発率8%・・・・大 注目(薬と比較を
2)SSRI服用グループの・・・・・・・・・・・・・再発率38%
3)有酸素運動とSSRI併用グループの・・再発率31%

なぜ、このようなことが起こるのか?

薬は「症状を押さえ込む」役割で、時間の経過とともに効果が減退して再発するという姿が浮き彫りになっている。再発というよりは、本当は治っていなかったというのが正しい見方では?
何故、有酸素運動がこのような効果をもたらしたのでしょうか?うつ状態の時は恒常的に「脳が酸素不足状態」になっているので、脳が十分に活動できていないのです。運動をすることで酸素不足が解消するのです。私たちの身体を考えれば、栄養不良では十分な活動が出来ないのと酷似しています。
運動をしなくても「酸素補給」が十分であれば、うつ状態は改善します(心の体操は、これを実現します)。



メンタルヘルス総合研究所 久保田 浩也